問題
次の英文を正しく読む自信がありますか。
I never travel without books either in peace or in war. Yet many days or months will go by without my using them. Very soon, I say to myself, or tomorrow or when I feel like it. Meanwhile time runs by and is gone, and I am none the worse. For you cannot imagine how much ease and comfort I draw from the thought that they are beside me, to give me pleasure when I choose.
@ このbookは、何冊ぐらいでしょうか。
A manyは、どの名詞を修飾していますか。またそれはなぜですか。
B 三つのorの意味はどう違うでしょうか。
解説
@ 可算名詞の総称用法。
「本なるもの」「本というもの」であって、冊数については言っていない。
A manyはdaysとmonthsの両方に掛かる。
理由1:M+N1 and N2の場合 (Mは修飾語、N1とN2は並列)、MはN1とN2に等しく掛かるのが通則。それで意味が取れない場合にかぎり直近のN1にかけてみる。
理由2:daysとmonthsは同義語反復。英語はこのように似た意味の言葉を重ねる癖がある。二語の意味の差にこだわる必要はない。日本語でも歳月、月日、日々というがごとし。
理由3:many days (具体的な「多くの日々」) とmonths (総称用法で「月なるもの」) は並列しにくい。
B 最初のor:either A or B(AかBかどちらか)が前に否定語(通常not 、ここではnever = not at any time)が来てneither A nor B「AでもBでもない」の意味となる。
二番目のor:譲歩を導く。「日だろうと月だろうと」→「日も月も」例:Rain or shine, I’ll go.(雨でも晴れでも行きます)
三番目のor:言い換え。A or B or C 考えが次々変わる感じを出すため(いや…、いや…)orが重ねて使われている
*この例題は定評ある英語指導書から引きました。上記は、指導書にも詳しく書かれていない英文読解の重要なポイントです。
授業では、さらに以下のことを全部、納得のゆくように説明します。
- 前のwithoutと後のwithoutの役割はどう違うか。
- いつの戦争、いつの平和なのか
- willは「…(する)でしょう」でよいか
- go byのbyの品詞と意味はなにか
- myは所有格(私の)でよいか
- usingの具体的な意味はなにか
- themは何を指すか
- say to myselfの意味はなにか
- say to myselfの前後のカンマの意味はなにか
- 何をsay to myselfするのか
- orは「あるいは」でよいか
- itは何を指すか
- timeはどんな「時」なのか
- run byのbyの品詞と意味は何か
- has goneでなく、なぜis goneになっているのか
- run by and is goneのアンドと , and のアンドの違いはなにか
- none the worseのあとに省略されている語句はなにか
- none the worseのtheの品詞と意味はなにか
- forは「というのは…だからだ」でよいか
- youは誰を指すか
- easeとcomfortの違いはなにか
- the thought thatのthatの品詞と意味はなにか
- theyは何をさすか
- beside me, のカンマは何を意味するか
- chooseのあとに省略されている言葉はなにか






