今年もこの季節、と毎月のように思う 執筆者:中村優子

先月は駅伝の話題をこのブログに書かせていただきました。ここ最近、駅伝では大会記録、マラソンなどのロードレースでは日本記録など好記録が連発しており、これまで興味があまりなかった方からの関心も集めだしているのではないかなと思ってもいるのですが、今回は別の話を。
毎年2月に、スイス・ローザンヌにてローザンヌ国際バレエコンクールが行われています。今年は2月8日に開催され、日本時間の深夜にインターネットでライブ配信もありました。私もリアルタイムで見ていた一人です。年に一度の楽しみな夜ふかしイベントです。
毎年、日本国籍のダンサーも何人か決勝に進出し、過去に多数の入賞者、入賞者が出ている国際コンクールです。一週間ほど現地でレッスンを受け、ファイナルへは約20人が選ばれ、舞台上でクラシック・コンテンポラリーの演目をそれぞれ披露します(昔は「フリー」という項目もあり、これは音楽も振り付けも自前で用意するものでした。振り付けする人による不公平が生じるため廃止になりました)。技術的なことはもちろんのこと、練習へ取り組む姿勢も評価の対象になっています。
今回は日本人のファイナル進出者は一人で、結果的に入賞(上位8人)は逃しました。しかしとてもよいパフォーマンスで、15歳の若さにしてとても堂々としたすばらしい踊りでした。今年は他の出場者もとてもすばらしい人ばかりで、ずっとうっとりと見ていました。優勝したのはイタリアの男性でしたが、英語のインタビューも流暢に答え、踊りは文句なしに輝く才能を発揮していました。
しかし報道は「日本人入賞ならず」の見出しばかりでがっくりきますね。すごい活躍をすごいぞと伝えてほしいなと思いました。また来年もこの大会を楽しみに、360余日を過ごします。