暑すぎる 執筆者:中村優子

 今年の7月は異様に涼しく、半袖だとひんやりする日もあるくらいで、「こんなの夏じゃない! 早く太陽サンサンの本物の夏がきてほしい! 汗をかきながら街を闊歩したい!」と先月は思っていたのですが、実際に時に及んでみれば、これが私の望んでいたものなのか……? といぶかしい暑さです。外に出れば息苦しく、日焼けのためか皮膚も痛いのです。
 さてこの暑さのなかですが、インターハイが始まりました。他の種目については不案内ですが、陸上については私毎年楽しみにしております。というのも自分自身インターハイでは7位に入賞した最高の思い出のひとつであり、またそれを措いても高校生の活躍は心を躍らせるものがあり、年に一度の楽しい期間なのです。(といっても、一般の日本選手権、中学生の大会、駅伝も好きなので一年中楽しみというのがほんとのところですが)
 陸上は全国インターハイへの道のりとして、まず都府県大会で6位までに入賞し(都府県大会前にさらに小さいブロック大会がある場合もありますが)、その後の地区大会(北海道は1道のみ、その他の地区は4〜6府県で争う)において6位に入ることで、出場権を獲得することができます。私は大阪出身で近畿地区だったのですが、これが全国一といっていいほどの激戦区でした。というのも、大阪を始め兵庫、京都は陸上の名門が多く、奈良も追随しておりますし、和歌山・滋賀も入れた6府県の地区だったので、倍率も高い。4県で争う地区では24分の1に入れば全国出場ですが、ここでは36分の1に入らないと全国への道は閉ざされるわけです。ここで勝ち上がれば全国で入賞もそう遠くなく、実際に私も入賞が果たせました。他の熾烈な地区としては、人口規模の大きい南関東地区などは、南関(東)と難関を書けて「ナンカン」と呼ばれていましたが、とはいえ4都県の開催(東京、神奈川、千葉、山梨)だったので近畿の私に言わせればずるいくらいのものでした。
 今年の全国インターハイは沖縄の開催です。暑いことは間違いないでしょうが、意外と都市部よりもすがすがしい気候なのですかね。私は行ったことがありません。危険な暑さとまで言われていますが、高校生の選手たちは無事に試合を終えてほしいものです。